メールシステム移行の背景
現行環境の問題点
現行環境の問題点
IMAP4に対応していない
POP3では複数端末からメールを参照するには不向き
POP3ではメールをサーバーに蓄積する程、メールの読み込み速度が遅くなる
メールを大量に蓄積しているユーザーが同時に接続すると処理速度の低下が著しい
既にメンテナンスされていないソフトウェアを継続して利用しており、一部の機能は他のソフトウェアに置き換える事が困難
現在、メール配送システムに求められる送信ドメイン認証技術である DKIM (DomainKeys Identified Mail) や SPF (Sender Policy Framework) の検証に対応していない
現サーバーを IMAP4 に対応させても、その負荷に耐えられる程の高性能なサーバーを用意し、運用するには限界がある
メールサービスの移行先として、慶應メールでの運用実績もある Google Workspace for Education の Gmail を選定しております。
しかし現環境では、単純に置き換えが困難な機能について活発に利用されている事もあり、時間を掛けた移行作業が必要となっております。(qmail の拡張メールアドレス機能 および fml のコマンドメール機能など)